スケートボード 2025年4月3日付の国際連盟による年齢制限に関する発表に関して
国際連盟である Worldskate より選手の年齢制限に関する発表がありました。
これに伴い、今後の国内大会におけるワールドスケートジャパンの方針を発表いたします。
以下、発表原文ですが一部要点を和訳いたします。
(主要部分の日本語要約)
パリオリンピックが終わり、その後実施された包括的な協議の結果、2028年以降、ワールドスケートボードツアーに参加する選手の最低年齢を14歳にすることが決定しました。これは以下のように段階的に導入されます。
設定される最低年齢は選手の正確な生年月日でなく、誕生年に基づきます。
競技参加資格は暦に従って選手が生まれた年によって決まります。
2014年 1月1日から 12月 31日の間に生まれた選手は、2025年1月1日から12月31日の間に開催されるすべてのイベントで 11 歳とみなされ、この年齢が2028年ロサンゼルスオリンピックの選考大会に関する最低年齢となり、それ以降に生まれた選手は対象外となります。
この規則に従い、2014年12月31日以降に生まれた選手は、2025年4月1日以降、現在の世界スケートボードランキングから除外されます。
ユースオリンピック、ジュニアパンアメリカンゲームズ、または大陸レベルで開催されるジュニア対象のその他イベントなど、ジュニア/ユースとして分類される特定のイベントでは、最低年齢は 2026年以降12歳に設定されます。
※本文章は要約文となり原文と表現が違う場合があります。詳細は原文をご確認ください。
また、本内容のポイントとして生年月日でなく誕生年での判断となる部分にご注意ください。
【ワールドスケートジャパンの本件に関する今後の対応方針】
この国際連盟の発表に基づいて、ワールドスケートジャパンでの今後の国内大会における制限年齢に満たない選手に関しては次のような対応といたします。
〇ワールドスケートジャパンが今後開催する大会(日本選手権および日本オープン)に関しては特に年齢制限を設けませんが、制限年齢に満たない選手が強化指定選手に選考される成績であった場合でも強化指定選手として選考せず、特定育成対象選手での選考となり当該選手の国際大会への派遣は行いません。
ただし年齢制限が違う大会の開催がある場合は別の選考プロセスを採用するが、対象大会が未定のため詳細は現段階で未決定となります。
スケートボード 2025年強化指定選手選考基準と処遇(2025年4月加筆版)